Web 3.0: Webの移行が始まっている
本記事ではそれぞれを次のように定義し、解説と考察を述べていきます。
- Web1.0:1995年~2005年(ホームページ時代)
- Web2.0:2005年~2018年(SNS時代)
- Web3.0:2018年~(ブロックチェーン時代)
Web 3.0 の重要性と dApps が創る未来
従来では、中央にアプリケーションがあり、ユーザはそれに接続することで利用しています。
対してDAppsでは、分散ネットワーク上に存在しているアプリケーションを利用するイメージになります。
これは冗長化して複数のサーバで運用するとかいう話ではなく、アプリケーションを管理している主体が存在するかどうかという違いです。
Web2.0からWeb3.0に変わることで、私たちが普段使っている主要なアプリが変わることが予想されています。以下の画像はThe Internet of Blockchains Foundationの会長Matteo Gianpietro Zago氏がMediumで公開した画像です。
DAppsとは、Decentralized Applicationsの略称です。
Decentralizedとは「分散された、非中央集権な」という意味であり、ブロックチェーン技術によって分散化されたアプリケーションを指しています。
Web3.0によってアプリはDAppsへと変わります。DAppsとは分散アプリケーションのことで、ブロックチェーン技術を用いた非中央集権型のアプリケーションを表します。先ほど紹介したStorjやIPFSなどのように、さまざまなアプリやサービスがDAppsへと変わっていくことでしょう。
個人データは自分で収益を獲る
Web3.0時代を迎えることで、特定企業が個人情報を管理する時代が終わりを迎えるといわれます。ブロックチェーン技術によって新たなWebの世界が訪れるのです。
Web3.0によって、個人がプライバシーを取り戻すことが可能となります。
国や人種を越えたボーダーレスな世界を生むともいわれるWeb3.0。私たちの暮らしがどのように変化するのか楽しみに待ちましょう。